先輩からのメッセージ – ファム ズオン リン

大学生の頃から日本の建築に興味を持っていました。卒業後はベトナムに支店がある日本のハウスメーカーに就職し、日本の木造住宅について学んでいましたが、より深く日本の建築を学びたいと感じていました。ササキの建築部は、設計から施工まで一貫して行っている会社なので、前職での経験を生かしながら、実際の現場でより実務的な経験や知識を得ることができると考え、就職を決めました。

日本に来た当初は、慣れていない日本語でのコミュニケーションがとても大変でした。ですが、会社の先輩や同僚に助けてもらうことで徐々に話すことができるようになりました。そのおかげで、出来る仕事が増えたので、仕事が楽しいと感じます。現在は現場で施工管理の仕事をしていますので、大工さんや外部の業者と打合せをすることで、専門的な日本語を学ぶことが出来るのも楽しいです！

私が理解できるように、簡単な日本語で接してくれる優しい先輩方がいることです。皆気さくに話しかけてくれるので、色々な日本語を覚えることができました！

2022年度から配属されている「猿払村役場借上型職員住宅新築工事」です。2023年度も配属され２棟目の建築を担当しています。この工事は、猿払村役場の職員が住むための木造アパートの工事です。資材の発注や現場での打ち合わせを初めて任せてもらいました。自ら考えながら現場を進めることはとても難しいですが、成長を感じることができた現場です！

※「猿払村役場借上型職員住宅新築工事」の施工実績は、こちらをご覧ください。

今年は、ニ級建築施工管理技士の合格です。将来的には、自分の仕事に関連するすべての知識を理解するとともに建築に関連するすべての資格も取得したいと思っています！

週末は住んでいる寮の近くに港があるので、ウォーキングをしながら港の景色を楽しんでいます。また、最初は温泉が苦手でしたが、温泉好きな先輩にたくさん連れて行ってもらい少しずつ好きになりました。今では週末に一人で温泉に行き、疲れを癒しています。あとは、日本の牛丼が好きなので稚内のすき家によく行きます！

初めて日本にくる外国人は、慣れていない日本語や習慣の違いで大変だと思いますので、事前にたくさん日本語の勉強をした方がいいと思います。でも、やる気があればとなんとかなりますから、まずは怖がらずにチャレンジしてみてください！

※この取材は2023年6月に行いました。